在宅になってから、作業療法士さんの世話になっている。丁寧に扱ってくれ、手足を伸ばしてくれるが、あくまで「他動運動」で
自分ですることがない。
この期間、体調を崩し、ブログで不安を発すると、その精神状態に合わせて、無理をするな、といってくれているようだ。
ALSの精神疾患について、専門家がいるはずもなく、不安症候群から開放されることもないだろう。でも不安で何もしたくないなら、何もしないのも、仕方ない、と割り切っているようだ。
「須田さん、ほかのALS患者と違って、関節も動くし、筋力ももあります」と最初から言ってくれているが、ではそれをどう伸ばすのか、維持するのか、については沈黙である。
専門以上のことは話さない、いい専門家かも知れない。しかし、なにか物足らない。
これもわたしの精神疾患かもしれない。
今日は、トイレにも行き、パソコンににも向かえた。わずか十数分ではあるが・・・
みなさん、こんな木偶の坊を抱えた家族は大変ですし、それより何より、患者自身が主体性がない。
今日一日午後、ヘルパーさんお一人の世話になっているが、不在の家族の分まで、自分で動くことでカバーしたいと思う。
でも、なにかの変化が生まれれば・・・上等だ