病人は僻みっぽい。
オリンピックの最中、狭い家ではテレビがうるさく、歓声を家族も上げていた。
「人が苦しんでいるのに、何で?」とそのときは思った。
しかし、いろいろ話してみると、うちの家族は素晴らしい。
「旦那さんが難病なんですって、お気の毒に・・・」
「お父さんどうしてますか、頑張ってね・・・」
などと同情されるのはありがたいし、それなりの支援もありうれしいが、
その家族が、暗いどん底の生活をしてジメジメしてはだめだ。
身体の具合が悪い人と一緒に、なにか社会に役立つことをやり、普通の生活は
普通にすごしたいというのだ。
素晴らしい家族ではないか!
僻みっぽい当人も敬服し、家族の一員として振舞おうとおもう。
無論出来ることだけだが