わたしは、まだALSを自覚していないのではないか・・・
・腕が動かなくなりつつあっても、まだ使える
・今日もトイレで大便を出せた
・必死の思い出はあるが、三食口に入れている
お見舞い客も、普通の病気見舞いの気持ちで現れる方
がいる。誠実な性格の藤田さんは礼儀正しい。こちらが
苦しみで対応できないのは残念だ。
しかし、なんといっても、衰弱していく患者を毎日診る家族が
一番辛かろう。
来週は府中病院の専門医の診察を受けるが、それだ入院
ともなるまい。
人生逃げ出したいが、逃げる場所もない。
ありがとうといって、すべて他人に甘えるほかないのだが、
「障害」を持つということはそういうことなんだろう
同じことを繰り返しているが、自分に言い聞かせているのかもし
れない。