明治のデモクラシーの坂野さんが、昭和デモクラシーの瞬間、筑摩新書で書いているが、過大評価かと思っていた。
今度の新書で、松井さんが、河合英治郎の社会大衆党への期待を分析しているのを見て、納得です。
今の状況と非常に似ていますが、大きく異なる2点があります
①天皇イデオロギーに政治が収斂されていないこと
②軍への期待がないことです。
しかし、政治の構造は、2大政党への相似的失望感から、新しい政党が生まれ、その勢力も伸びずに、社会もファッショ化する、という流れです。
民主党、亀井さんを包み込んで動いていますか、何か違和感があります。先に書いた、公共事業の箇所付けも、自治体計画を基礎にしなくてはならないのに、政治圧力で決まるみたいですしね・・・
松井さんの新書の出版記念会がなされるようです。
わたしが、河合英治郎に感心を持ったのは、無論、関先生の本のえいきょうもありますが、
村山内閣以来、少し、社民主義の原点を探ろうとして、読まず嫌いの方々の本を読み始めてからです。
○猪木正道「軍国日本の興亡」 ○高坂正顕と三木清の関連 ○三輪寿三の翻訳本
林健太郎が、新しい教科書の会のメンバーと論争するのも興味ありました。
○自由主義とは、グリーンの影響が多きいのですね。これから勉強かな?