篠沢教授が、症状を「まるで古代人になったよう」と表現したとか、
ロマンチックな言葉ですが、
わたしは反対に、未来人・ロボットになりつつある気分です
●呼吸器がなかったら、命は続かないでしょうが、いまは
これをつけて、生活する人も増えました。わたしも自発呼吸を
しばしば忘れて、機械に依存します。
●イロウ
イロウの手術のとき、事務的に「鼻から栄養を入れますか、
イロウをつけますか」と問われ、鼻から入れる苦しさから、
イロウに納得しました。
いまそこから水分と栄養が入ります。
胃が口をあけている状態です。
もし呼吸器とイロウがなかったら、人工人間になれずに尽き果てて
いるかもしれません。
須田さん、顔色いいよ、と言われる度に、美味しいおかずを作ってく
れてる方に感謝しつつ、なにか淋しくなります。