4月3日土朝
ALSの患者は「逝けないからだ」で、そのことが空恐ろしくなる。
それゆえ、患者に病名の告知もしない期間があったという。
実際、想像してもゾッとする。これに負けると
生活の質など、議論にもならない。
一日1度は立ちましょう。
散歩も機械をつけてやってみましょう。
みな家族が働きかけてくれるが、
本人は、いつもしかめっ面だ。
さあ、これからわたしの身体はどんな展開になるのか
「自分の努力を忘れてはいけません」
「はい、深呼吸」と、訪問看護の看護師さんは、リハビリ
排痰に努力してくれる。
その看護師さんのお一人も人事異動でお代わりになった。
また新しい方と信頼関係を創ることになる。
そういうことにも疲れてしまうが、
なにもなされない時代に比べたら、ほんとに恵まれているのかも
しかし、こんな経験は人類で、わたし一人で十分な気もする