6月3日(木)
このブログでは、個人の希望と予測がない交ぜになっている。
●ポスト鳩山は鳩山さんだと書いた。それは小沢さんが辞めないことが
前提であった。田中角栄さんや金丸信さんの経験を身近で見ていて、
小沢さんが自発的に身を引くことはないだろう、と判断していた
●鳩山さんは、小沢さんと一緒に辞める道を選んだ。
鳩山さん、わたしの知る限り、物事に膠着しないで、政治家の
「影」の部分がない、さわやかな人物であった。こういう方がまた
現れることはないだろう。
その鳩山さんが小沢さんを道ズレにするなどとは・・・
●総理大臣は、表紙を変えるようなものだが、政党の中心人物
は代えなれない。民主党をひとつの政党にまとめている求心力
のある方は、今の段階で、小沢さん以外に思い当たらない。
●菅さんが立候補するようだが、民主党は誰が纏めるのか・・・
参議院選挙まではひとつの政党であっても、ついだバラバラに
なりそうだ。
●僕がのぞむ市民社会をつくるには、小沢さんは影の部分が多すぎた。
彼が身を引いて「さて何をする」のか
今日の朝日新聞の民主党のグループわけを見ると、小沢グループは150
人になっている。前原グループに、仙谷、枝野さんが含まれている。ほん
とうにそうか?民主党の中も流動的であろう。
●菅さん、当選したら、玄葉さんなど、政調会復活グループを尊重し、党内の
ポスト小沢体制をしっかり作らないと、ほんとの短期政権になりますよ。
●日本の政治は、ALSと同じで、打つ手がない状態になっては困る。
昨夏、政権交代を実現した有権者は、聞く耳を失ったのではなく、政治その
ものに「あきれている」のだ。
ただあきれている国民も飽きっぽい。政治と金の問題、一番の問題は
市民が政治にお金を提供しないことにあることを知ろう
さあ、これから日本政治社会の正念場。
一人の努力が無駄にならない社会を創りたい。
●菅さん、最近は「凡庸」に徹し、「市民」という尖った姿を見せないが、日本の
政治を変えるためには、やはり市民の視点が大切。凡庸なまま潰されないよう
に、お互い頑張りましょう。