7月7日(水)
七夕さんだ。
父親が,郭沫若の屈原を訳していたので
思いで深いです。
平塚のOさんたち元気ですか
昨日も成城内科のI医師が、動脈から血液を抜き
検査にかけていた。CO2はそんなに溜まりだいてはいないとか。
在宅治療の大変さだ。
妻もその時間に合わせて午後休みを取って駆けつけた。
●今日は定期の診察だ。このペースだと勤めるのが難しいか、
在宅が難しいかの判断を強いられそうだ。
ボクは贅沢だが、家族に囲まれ、生活したいが・・・
●昨日は、友人の奥さんから、イギリスと陶芸家の作品展を送って
もらった。シャープでシンプルで素晴らしい出来だ。汐留ミュージアム
だ今開かれているという。
彼は晩年数年ALSであったというが、元都立神経内科医長の林先生
の論文によると、特にイギリスでは、この病気の本人告知20世紀には
避けられていたという。
彼はどんな気分で活動していたのか・・・
●友人の奥さんは、娘さんの病気の介護生活をして、いまでは、友人が
ケアラーズ連盟に中心的に関わる。娘さん薬の処方を間違えられて、ひどくなった
とも聞く。
●ボクのように「障害」を持っていても意識が、挫けない限り正常範囲では
認知する。精神の病はここが難しいとおもう。介護者は信頼できる人に
限られてしまうのでないか。たしか娘さんとは小学校高学年のときにお会いしたが
そのときは何も気つかなった。
最近,絵を送っていただいたが,感性が鋭いのだろう。
ほんとに、介護者の支援を社会が準備すべきだと思う。家の家族も、わたしの看病で
精神的に疲れ、こうすればよくなるという展望がないまま、苦虫をかみ殺したような
苦痛にゆがんだボクの顔が,ご褒美ではやるせないし、僕自身が苦労に輪をかけてしま
うことがある。
朝6時に下の娘がベットサイドに来て、薬を何種類イローから入れることで目を覚ます
吸引チェック、サイドチェックを終え、朝の体操をしてから、ベットで食事はいるが、食事
の面倒は、上の娘がし、食事後の口腔ケアまでやってくれる。
時間は7時半過ぎだ。それから二人で車椅子を準備し、トイレに連れて行ってくれる
便を拭き、急いでベットに戻って、呼吸機をつける。
このタイミングが難ししく、便が残ってしまうと、1日中、小水とともに便が出てしまう。
●これも抗菌剤の副作用かもしれない。
1日中、こんなことだけが頭をめぐり、政治を忘れる
土にO看護師が来て指導してくれたので、妻や娘たちは、身体をベット上で立てておくこと
横向きの訓練、などに力を入れる。排痰作業だ。
これは当人は、気持ちよかったり苦しかったりする。
しかしみんな、僕のことを心配して手助けしてくれているのだ。
こんなに日常生活で他人を助けを必要とするとは・・・
●当人・家族・看護師さんなどを疲れないように、
やはり介護者の応援制度は必要だと思う。
はないか