どうやら、再び、原発に産業界の熱い視線が注がれる時代が
やってきたようで。
●ぼくは前から、お湯を沸かすのに、原子力やプルサーマルに依存するのは大げさすぎるし
危険が大きい、と思っている。
子どものころ,炭やさんがいて、紙芝居をしたり地域の子どもと遊んでくれた。やがて、石油やさん
やプロパンやさんに変わり、生活の多くが電力やガスに依拠するようになった。
●わたしの家は、世田谷であるがまだ都市ガス未普及地帯があり、プロパンを使っていた。
10坪の2階建てで、寒い冬は、プロパン代が3万近く(お風呂と給湯)、電気代も2万ぐらい
かかる時期もあった。
新しく家を作るとき、
①日本の杉財を中心にできるだけ化学物質を使わないように
②断熱財を脱フロンにできるかどうか
③自然エネルギーをどれだけ取り込めるか、に大いに悩んだ
③は結果として、太陽光発電をのせ、エコ給湯になり、
したがって、料理もIHになった。使いたくない言葉だが
今電力会社が使うオール電化だ。
プロパンの卓上コンロを用意し、何かにそなえるとしても、
いささか不本意な選択であったが、とても木材チップを使うほどの
面積的余裕もなく、やむをえなかった。
資金面では、冬でもプロパン+電気代=4万に比較して、
面積は50%増しで、
一月1万数千円、さらに太陽光発電の買取がある。
●これは原発に依拠した生活ではないか、と批判もうけた。
夜間電力などはいい宣伝材料だろう。
在宅の療養生活になると、電気代は跳ね上がり、水道代も3倍ぐらいになった
さてさて、どうしたものか?
ぼくは、やっぱり自然エネルギーがいい。
日本が原発輸出に政府を挙げて取り組む姿勢は歓迎できない。
●まず。地域の生活でどれだけエネルギーを使うのか、そのエネルギー
は何が一番いいのか、を地域住民自身が判断できる、根拠とデータをつくる
べきだろう。
●地域のエネルギー統計の公開と電力会社とガス会社が一体となって省エネと
自然エネルギーの普及に取り組めば、随分変わってくると思うが・・・