わたしは、相変わらず、寝て起きて食事をしてトイレにって
食事時間には、よだれを流し、ゲップを繰り返し
体中に充満する空気と格闘している
家族は、全員で、ベットの位置を直したり、切れた天井の電器を変えたり
大変だ。いま、10分パソコンに向かう、といったら、二人の娘が、天井の
蛍光灯の交換に取り組み始めた。
しばらく、ベットに戻れない。
介助者・介護者はやはり忙しすぎる。
下の娘は、新しく買って生きた加湿器がすぐカルキがたまってしまうので
一日中悪戦苦闘している。
上の娘は、妻以上に、わたしの具合を承知し、やさしいが、
その優しさは、
ひょっとすると、お父さんのわがままを容認することにもなりそうだと、心配する
人もいる。
いずれにしても休みに彼女らの自由時間はほとんどない。
これで彼女らの青春時間を奪ってしまっては、父親失格だ、
と思いつつ、
またベットに横になると、彼女らの世話になる。
なんという「業」であろうか
逝かない命との格闘の末、忙しすぎて
様々は失敗が誘引され、それで命を落としても
それは、すべてわたしの自己責任である